高校3年生の 山口一英 君が書きました。
今日は午後から茶道部の校外活動でした。そして、三十三間堂の斜め前にある、七條甘春堂で和菓子作りをしました。
15時から約1時間半、着綿・花野・紅葉の3種類の和菓子を4個(着綿は2個)作りました。
和菓子作りに用いる道具は少なく、箸とへら、そして手を使うだけ。職人さんが作り方を説明した後、部員たちも作業に取り掛かりました。実際作ってみるととても難しかったですが、とくに高1生たちは初めての和菓子作りで、自分たちがお稽古で口にしている和菓子が、どのように和菓子ができているか、それを自ら体験して学べました。
みんな真剣な眼差しで和菓子を作り、途中で「はいチーズ!」。
完成した和菓子ですが、みんな上手に作っていました。
抹茶はそれぞれ自分で点て、着綿1個を抹茶と一緒に。残った3個は持ち帰りました。
今日のお稽古は、前回に引き続いて明覺寺でした。
1、2年生が順に点前稽古をしましたが、いよいよ2年以下が中心となりそうな稽古風景でした。前回欠席していた2年の新部長と副部長、1年の副部長(1年のまとめ役)の3人が揃いました。
1年生はOG(卒業生)からも指導を受け、少しずつ成長してくれています。
本日のお菓子は、仙太郎の栗餅でした。部員たちにとても好評だった秋らしい一品。
中には丹波栗が詰まっていて、甘露煮になっています。1個で食べ応えがありました。
今日から後期の部活動が始まりました。前期考査期間だったこともあり、前回のお稽古からだいぶ間が空いてしまいました。
現在高1生が一所懸命お点前の指導を受け、少しでも早く基本点前を覚えてほしいものです。最後に、部長から新部長や副部長などの発表があり、いよいよ新体制になっていくので、部長や先生からも厳しいコメントがあり、みな意識を変えていかなければなりません。
本日のお菓子は、仙太郎の栗蒸羊羹。栗一粒一粒が大きくて食べ応えがある一品でした。
今日は明覺寺さんにて、先月の振り替え稽古をしました。
今回は高1生を中心に動いてもらい、本堂でお稽古するときは大寄せというスタイルもできてきたと思います。
高1生は細かい指導を受けないと、まだ完全にお点前ができません。ですが、回数を重ねるごとに上達しています。
本日のお菓子は、仙太郎の月見だんごでした。漉し餡と粒餡とそれぞれ用意され、みんな美味しそうに食べていました。
今日は講義室にて、お点前や割稽古をしました。
今回高3生と高2生しかお点前ができませんでしたが、とくに高2生の成長ぶりが感じられました。
高1生は高2生から指導を受けていました。
お菓子の方は、先日の文化祭茶会で出したあん入り黒糖わらび餅でした。完売したことで部員たちは食べることができず、とくに高1生から「わらび餅が食べたいです」というリクエストがありました。そこで七福堂さんにお願いして、今回のお稽古に用意しました。
ここの黒糖わらび餅をはじめて食べる高1生たち。笑みを浮かべながら「美味しい」と頬張っていました。ただ直接懐紙の上にのせると、べったりとへばりついて食べづらいという欠点はあります。
文化祭茶会を終えて、今日は最初のお稽古でした。
今回から茶会形式の「大寄せ」を再び取り入れ、高1生はあらためてお運びなどの稽古をしました。
明覺寺さんでお稽古する日は、大寄せを通して部員全員がお点前からお運び、そして後見までしっかり身につけられるよう、強化稽古をしていく予定です。茶会直前になって慌てて覚えるのではなく、日頃のお稽古によってスキルを高めていきたいです。
本日のお菓子は、仙太郎の上用饅頭でした。もうすぐ中秋の名月ということで、月のうさぎを模した可愛らしいお菓子です。