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第52回 京都府吹奏楽コンクール高等学校Aの部 2015年08月05日(水)16時09分

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本日は京都府吹奏楽コンクール高等学校Aの部の本番でした。
早朝6時にメンバー51人は集合し、最後の合わせを行いました。
本番は11時45分。12分間精一杯力を出し切ったと思います。
結果は金賞を受賞しました。これもひとえに日々私たちの活動を支えて下さっている方々のおかげです。来年度はさらに上を目指してがんばってゆきましょう。
B組の本番は7日にあります。引き続き応援をよろしくお願いします!

課題曲  マーチ「春の道を歩こう」
自由曲  祈りとトッカータ
指揮   林 晃

ネイチャー部 ツバメのねぐら入り観察会をおこないました 2015年08月04日(火)16時10分

 8月1日(土)の夕方から,鵜殿のヨシ原(高槻市道鵜町近くの淀川河川敷)にて,ツバメのねぐら入りの観察会に参加してきました。
 この観察会は,鵜殿ヨシ原研究所が開催されるもので,昨年は非常に多くのツバメの群れを観察することができ,昨年参加した部員もとても楽しみにしていました。

 夕方5時に現地に集合し,講師の先生からツバメの習性や種類について説明を受けた後,堤防沿いに観察場所に向けて移動を始めました。

 空が暗くなるにつれて,どこからともなく多くのツバメが集まりはじめ,推定3万羽以上と言われるツバメの群れが上空を乱舞しました。
 やがて,次々とツバメたちは低空を飛び,時には我々の頭の横を通過しながらヨシ原に着陸していきました。
(下の写真の黒い点は全部ツバメで,これでもごく一部です)

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 着陸したツバメたちは,ヨシ原の中で盛んにさえずりながら少しずつ眠りについたようです。

 講師の先生によると,昨年と今年は珍しく大当たりで非常に多くのツバメを見ることができたようで,是非来年もクラブで参加してくださいと言われたのがとても嬉しかったです。

葉月の茶の風景 2015年08月04日(火)13時40分

■8月の活動■
8月1日(土)
第1回指導者・生徒講習会
京都府高校文化連盟茶道専門部主催の講習会に参加しました。
会場は京都光華高等学校でした。
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講演会は、聖護院八ッ橋総本店専務取締役 鈴鹿可奈子氏です。nikiniki(ニキニキ)をプロデュースなさった若き才媛です。偶然、手元に鈴鹿氏の過去の対談記事を持っていたので部員全員にコピーを配って事前に一読しておくように伝えました。お話しをされる方がどのような方なのか、知っているのと知らないのとでは、関心の持ち方、理解の深ささえ変わってきます。

講演内容は、京都を代表する和菓子である八ッ橋を販売する聖護院八ッ橋総本店が最も大事にする『味は伝統』について非常に分かりやすくお話しいただきました。
八ッ橋とは?から始まり、八ッ橋の起源、どんな時代にあっても一番おいしい味を作っていくことが店の信頼につながり伝統となるという『味は伝統』という企業理念、経営理念として重視している「人(お客様・従業員)を大切に」、「地元を大切に」がどのような効果を生むのか、販売戦略上の工夫、新ブランド立ち上げの理由など多岐にわたります。
単なる利潤追求に終始する一企業でなく、八ッ橋の基本となる味の伝統を守りつつ、時代やライフスタイルに対応して変化し、常においしいものを提供し、地元である地域、ひいては京都の活性化を意識した経営こそが伝統を継続・継承する上で重要であるという内容でした。

講演会終了後、別室に移動してお茶をいただきました。
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本日のお菓子は「nikiniki」です♪
夏らしく、白クマさんが浮き輪で水遊び…かわいらしい造型です。
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みんな「かわいくて食べられな~い」と言いながら、黒文字(くろもじ)でバッサリ、きれいに平らげていました(笑)「黒文字」…【お菓子を切るときの楊枝。黒文字の木で出来ているのでそのまんまです。】

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感想…もっちりとした食感と程よい甘さで抹茶とベストマッチでした。
八ッ橋への先入観がすっと消え、あーこれありだなぁと実感しました。
デザイン・色彩も豊富で自由度が高く、お茶会で使えば、出された客のテンションが一気に上がる珠玉の一品だと思います。

呈茶は何校かの茶道部の生徒さんによって行われていました。点てられた抹茶を運ぶ際、古帛紗(こぶくさ)を茶碗の下に敷いて運んで来られたので、裏千家であることはわかりました。「古帛紗」…【主に裏千家で用いられる手のひら大でほぼ四角形の帛紗。】

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感性の鈍い私でもいろいろ感じているのですから、柔軟な思考の部員達なら、もっと多様な感覚で捉えてくれたのではないかと思います。部員達には積極的に様々なものを見聞きし、触れ、味わい、香りを楽しむという五感を駆使して感性を磨いていってほしいと熱望しています。

予告…9月6日(日)7日(月)
創部以来続けてきた学園祭での茶会も3回目となります。
本館1F第二会議室を茶室に仕立ておもてなし致しますので是非お立ち寄り下さい。今年は今までと趣向を変えたプランも検討中です。気軽にお抹茶とお菓子を楽しんでいただける雰囲気をお楽しみ下さい。

文月の茶の風景5 2015年08月04日(火)13時36分

■7月の活動⑤■
7月30日(木)
楽茶碗完成!
6月末に川嵜和楽先生のご指導で茶碗作りを体験してきましたが、その時の茶碗が焼き上がったということで、早速、引き取りに行ってきました。
事前にお聞きしていた焼き上がりは9月とのことでしたが、こんなに早く焼いていただいて感謝感激です。ありがとうございました。

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夏期集中稽古2日目でもあったので、私(顧問)が八坂神社近くのお店に伺い、稽古場まで持ち帰ってきました。
早速、茶碗のお披露目会です。

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全員、自分の焼き上がった茶碗や他の部員の茶碗を手に取って眺めながら満足した気分に浸ったり、ああした方が良かった…と反省会になったりと大盛り上がりでした。
全員、「黒楽」と「赤楽」の二碗ずつ、割れたりすることなく無事焼き上がっています。
茶碗の形もスタンダードな碗形(わんなり)だけでなく、筒茶碗もあります。その中でも、一個だけ異彩を放つ茶碗が。。。。。。。。部長制作の「白楽」馬盥(ばだらい)茶碗です。
色を指定するときに、「白色に焼けますか?」と聞いたところ「出来ますよ。」とのことだったので、お願いしたそうです。「貫入(かんにゅう)」…【釉薬(うわぐすり)の部分にできる細かいひび模様。】の入り具合も聞いていただいたそうで、「少な目がいい」と。いつの間に…(笑)

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早速、自分のお点前の稽古の時に、自分で点てて、自分で初飲みです。
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皆、早速、学園祭茶会か秋期茶会で親が来てくれたら使おうと盛り上がっていました。
精神面での成長はもとより、知的好奇心を大いに揺さぶる経験ができました。
貴重な経験をさせていただきありがとうございました。

文月の茶の風景3 2015年08月04日(火)13時20分

■7月の活動③■
7月29日(水)
夏期集中稽古1日目
二日間、朝から夕方まで通しでお稽古三昧です。
今年度は、大胆に泊まり込みの稽古合宿を・・・と画策してみましたが、同時期に開催される高校総体の関係で宿舎が押さえられず・・・。次年度以降の持ち越し検討課題となってしまいました。運動部でもないのに合宿?と私も以前は思っていましたが、大学の茶道部では一週間近く泊まり込みでお点前の猛特訓をするのだそうです。まさに「お茶漬け」です(笑)その経験を経ることで、習い始めて短期間でも自信を持ってお点前が出来るようになるとのことでした。

今回は、美好園さんの中の部屋を3カ所も使わせてもらい、稽古が同時進行で進んでいきます。また、龍谷大学茶道部釣寂会の皆さんが指導のお手伝いに来て下さいました。心強い限りです。

朝一からまずは浴衣の着付けを行ってお稽古スタートです。希望者は浴衣着用でお稽古可能ということにしておきましたが、浴衣率が異常に高い。。。。。着付けがなかなか終わりません。上級生は今までにも浴衣を着た経験は何度かありますが、自分でしっかり着付けができる者もいれば、まだまだおぼつかない者もいます。まして、1年生はかなり怪しい状況です。で、この際、全員がきっちり自分で着られるようになってもらおうと企画しました。加えて、本来の姿である着物を着てのお点前にも近く、ある程度対応できる経験を積ませるためにも絶好の機会です。

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上級生はお点前の稽古、1年生は割稽古(わりげいこ)で進んでいきました。広間での上級生のお点前には、1年生もお運びやお客として稽古に参加します。
「割稽古」・・・【お点前の一連の流れを分割して、部分ごとに練習する方法。】

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高3生が中1生を指導する…の図。
お姉さん方が丁寧に指導していますがなかなか苦戦しているようです。中学生も一生懸命やっていますが、なかなかうまく伝わらないようです。一言、ジェネレーションギャップを感じる…とのことでした(笑)

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朝から浴衣を着て、正座をする時間も長かったので、さすがに夕方にはみんなへとへとになっていました。

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毎回、お稽古の締めは、全員が広間に集合して、先生からの講評を聞き、最後に「黙想」を行っています。部長の号令と共に全員が目を瞑り一日を振り返りつつ心を鎮めていきます。

文月の茶の風景4 2015年08月04日(火)13時11分

■7月の活動④■
7月30日(木)
夏期集中稽古2日目
1年生は茶会の流れや客としての基本的な作法をしっかり頭に入れてもらいます。いずれは、1人で茶会に呼ばれても、堂々と振る舞えるようになってもらえたら最高です。そこが分かっていないと、不安感からいろいろなことが気になって、お茶を楽しむなんて気持ちには、とてもじゃないですが、なれないと思います。
午後はお点前の割稽古を中心に進めました。

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別の洋室では、2年生以上を対象に立礼の稽古を入れていただきました。9月の学園祭茶会では立礼でのお点前もあるため、マスターしておかなければなりません。
3年生・2年生は広間でのお点前ともう一カ所で平茶碗のお点前、立礼でのお点前と三カ所で稽古をつけてもらいました。

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なかなか普段の稽古ではじっくり自分のお点前のチェックができていなかった上級生にとっては、満足のいく稽古となったはずです。
夏休みの開放感の中で茶道の稽古に集中できる環境が準備できたのは非常に有意義なことでした。

藪内流お家元の先生方、龍谷大学茶道部釣寂会のみなさん、美好園さん、ご指導いただきありがとうございました。

写真部 夏の撮影合宿 2015年08月04日(火)12時12分

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7月29日~30日 尾道と鞆の浦にて撮影合宿を行いました。猛烈な暑さの中,2日間歩き回っての撮影でした。部員それぞれの視点で被写体を探し,自分のときめきを切り撮りました。撮影したフィルムは,夏休みの間にネガ現像をおこない,印画紙現像で引き伸ばして今年度の文化祭に出品する予定です。文化祭には是非見に来てください。

文月の茶の風景2 2015年08月03日(月)18時20分

■7月の活動②■
7月16日(木)
祇園祭宵山稽古
当日は、祇園祭(前祭)の宵山…台風が近づく中でのお稽古でしたが、祇園祭の風情を少しでも楽しもうと思い、お菓子を事前に注文しておきました。
今回のお菓子は「柏屋光貞(かしわやみつさだ)」さんの「行者餅(ぎょうじゃもち)」です。祇園祭の宵山のみ発売されるレアなお菓子です。…要予約!

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行者餅とは…疫病がはやった1806(文化3)年、「柏屋」の祖先、四世利兵衛が山伏として修行中に夢枕に現れた役行者(えんのぎょうじゃ)のお告げに従って行者の衣を模した菓子を作り、祇園祭の役行者山に供えたのが始まりと伝えられています。小麦粉と砂糖の生地を薄く焼き求肥餅の上に、粉山椒を混ぜた白味噌餡が塗られ折り畳まれており、行者(修験者)の篠懸(すずかけ…法衣)を畳んだ形をかたどっているのだそうです。
山椒の味が効いていて非常に癖になる味わいです。私も毎年のリピーターです(笑)部員全員で宵山気分を味わいつつお菓子をいただきました。

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部員たちは、こんなお菓子もあるのか~と美味しそうにぱくついていました。
山椒の味がかなり効いているので、山椒が苦手な人には向きませんが大人の味わい!?です。
今回のように、行事を意識しながら季節を感じることも非常に大切なことだ思います。京都市外から通学している部員も多いので、京都の夏の風物詩の一つでもある祇園祭とその雰囲気を少しでも自分の心と体で身近に感じてもらえるとありがたいです。

文月の茶の風景1 2015年08月03日(月)18時18分

■7月の活動①■
7月12日(日)
平安神宮澄心亭月釜
平安神宮の神苑内に建てられた「澄心亭」で行われる月釜に参加させていただきました。
今月は藪内流竹風会京都支部のご担当であるということで、無理を言って実際の茶会を経験させていただきました。1年生にとっては本物のお茶会デビュー戦です。2・3年生にとっても『大人の』お茶会は初体験です。
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当日は、梅雨明け前にもかかわらず、気温がぐんぐん上昇し真夏日…みんな汗だくです(^_^;ゞ
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今回は、茶室の設えの中心となる「掛け物」について…。
待合ではまず床の間や会記(茶会で使用する道具などを記した記録表)を拝見するのですが、なぜ見るのかをまず理解してもらう必要があります。まず最初に掛け物を拝見しますが、お軸に書かれた文字が高校生には読めない…(笑)

現代では、書道をやっていて、仮名や漢字の崩し字を実際に書いたことがある、あるいは、大学などで古典文学を専門的に学んだ経験がある者など、必要に迫られて?あるいは読みたいと思ってかなり努力をした者でないと、なかなか読解しがたい『謎の古代文字』ですので、高校生にとってはかなりハードルが高いものの一つです。その点、画賛などのように画があると、伝えようとする意図が掴みやすく理解が進むと思われます。

待合の掛け物は藪内流十一代透月斎竹窓宗匠(とうげつさいちくそうそうしょう)の竹の絵の自画賛「葉葉清風を起こす」
吹き抜ける涼風に竹の葉がさらさらと音をたて、(心の中に)ひときわ涼しさを引き立てるようです。暑さ厳しき折に、待合の中で、心に吹く爽やかな風を感じ、亭主の深い心遣いを感じます。

本席の掛け物は十二代家元 猗々斎竹風宗匠(いいさいちくふうそうしょう)の自画賛で長刀鉾が描かれています。「くじ取らず」として三十三基の山鉾の先頭に立つ、言わずと知れた、祇園祭のシンボル的存在です。

画に添えられているのは七言の賦(ふ)です。(文字は左から右に並んでます)

 丁未 賦 祇園會
棚 車 奏 樂 響 長 空
晄 帯 朝 暾 進 向 東
祭 祀 盛 儀 無 本 比
萬 人 讚 仰 満 洛 中
       藪 紹智

祇園祭の情景が視覚聴覚を刺激しながら活き活きと伝わってくるような内容です。

掛け物に書かれるものは漢文・漢詩・和歌・消息(手紙)etc.…短いものから長いものまで様々です。これが少しでも読めるとかなり嬉しいものです。部員には、最初から読めないと考えるのではなく、一文字でも二文字でも読むことにチャレンジしてもらいたいです。もちろん、内容についても、古典の学習は必須ですよ。いろんな場面で、習った知識が登場して驚くはずです。(掛け物の写真は差し障りもあるので掲載しません。申し訳ありません。)

お茶会の後は、平安神宮の神苑内をのんびり散策して帰ってきました。のびのびとした緑豊かな環境でみな、楽しんでおりました。ふと気付いたのですが、京都の街中でありながら、ここは木々の間からもビルなどが全く視界に入らない(見た記憶がない…)素晴らしい環境です。
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お茶会では、不慣れな中高生が大人数で押し掛けてしまい大変ご迷惑をお掛けしました。
お陰様で、本物を体験させていただくことができ、部員たちも貴重な経験になったと思います。厚く御礼申し上げます。

全国高等学校鉄道研究部交流会(その1) 2015年08月03日(月)18時08分

 これから4回に分け、7月29・30日に行われました「全国高等学校鉄道研究部交流会」のことを報告させて頂きます。
 この交流会は2002年から行われており、総文祭に合わせ、それが行われる府県で実施されています。今年度は滋賀県で開催されたので、ここ5年連続で参加している本校がこの交流会のお手伝いをすることになりました。
 29日9時、本校へ参加校が集合しました。関東方面から参加した学校の多くは、「ながら」車中泊という強行スケジュールだったようです(本当にお疲れ様でした!)。
 10時に8月末で閉館になる「梅小路蒸気機関車館」へ入場し、各自思い思いの場所を見学し、撮影を開始しました。移動中に次年度に開館する京都鉄道博物館に展示される80系電車、0系新幹線、ナシ20が見え、一同大興奮の状態でした。
 当日入館者の人数からスチーム号は臨時便も増発され、多くの参加者が乗車されていました。当日はC62-2が運行にあたり、引率の先生方からは「なつかしい」、参加した生徒からは「すごい迫力」というコメントをもらっています。
 その後午後の交流会の関係で平安に戻り、食事をして頂きました。

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スチーム号 
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     展示車両
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展示車両    
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博物館に展示される車両