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ネイチャー部 京都青少年のための科学の祭典に参加してきました 2018年11月12日(月)10時41分

 11月10日・11日と,京都市青少年科学センターにて「青少年のための科学の祭典」が開催されました。その中で,京都府私立中学高等学校理科研究会のブースがあり,本校もネイチャー部から3名が運営のお手伝いとして参加しました。

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 出展の内容は「ポンポン蒸気船を作ろう」です。発泡スチロールで作った船体に,アルミパイプを曲げた部品を通して,ロウソクでアルミパイプを熱すると,生じた水蒸気で走るというものです。

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 作製を希望した小学生に,発泡スチロールの切り方からパイプの曲げ方まで,説明と補助にあたりました。空き時間に自分たちも船を作製し,実際に作ってみるとうまく説明ができることがわかったようです。
 ネイチャー部では,時折「人に説明する」ことが必要となる場面がありますが,説明を通して自分たちの理解が深まる経験は非常に貴重です。今回もその一つとして良い機会になったと思います。

ネイチャー部 学園祭展示無事終了しました 2018年09月10日(月)18時26分

 昨日の9日と今日10日の二日間,本校の学園祭にてネイチャー部の活動の展示をおこないました。

 今回も,今年度のネイチャー部の活動内容や飼育生物,作成した標本,葉脈標本作製の体験コーナーなどの展示をおこないました。
 今年はグッピー,金魚,クワガタムシなどが増え,生き物の展示は賑やかになりました。

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 また,昨年に続いて高槻のJT生命誌研究館から出張展示「虫愛づる姫君」をお借りして展示しました。

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 部員たちは,部の普段の活動の様子を少しでも知っていただこうと手分けをして,呼び込みから説明まで来場者いただいた方々への対応にあたりました。

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 二日間,雨続きで天気に恵まれない中でしたが,430人を超える方々が来場されました。ご来場いただいた皆さま,本当にありがとうございました。

ネイチャー部 大杉谷~大台ヶ原の観察会に行ってきました 2018年08月20日(月)16時32分

 8月17・18日,毎年行われる京都府私学理科研究会主催の夏季現地研修会に参加してきました。

 今回の研修地は三重県の大杉谷から大台ヶ原へ抜けるルートです。京都駅前からマイクロバスで出発し,伊勢自動車道から大杉渓谷の登山口に到着しました。
 正午過ぎから登山道を歩き始めましたが,日本三大渓谷の名の通り,次々に現れる吊り橋や崖沿いに作られた細い通路に緊張し,また,渓谷沿いの大小の滝の景観を楽しみながら,ゆっくりと歩を進めました。

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 初日は4時間ほどで吊り橋を渡った渓谷沿いに建てられた「桃の木山の家」に到着し,環境保護のためシャンプーや石けんの使用が禁止されてはいますが,木の香りが漂う真新しいヒノキのお風呂で汗を流しました。
 早い時間の夕食後,携帯の電波も入らず,午後8時には消灯という山小屋の生活に,生徒たちはとても驚いていました。

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 2日目は夜明けと共に起床し,朝食をとった後,6時過ぎには宿を出発し,一路日出ヶ岳目指して歩きはじめました。
 途中,大規模な崩落のため,10年間ほど通行禁止になっていた「大崩壊地」を抜け,鎖場の細い道をたどりながら,最後の登坂にかかりました。

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 全員きつい山道に汗をかきながら,最後は日本百名山の一つ,標高1,695mの日出ヶ岳の頂上に着きました。
 残念ながら,頂上では断続的にガスが発生し,周囲の景色や記念撮影も難しい状態でしたが,登山道のすぐそばまで野生のシカが2頭近づき,人間をまったく怖がらないのが印象的でした。
 日出ヶ岳から大台ヶ原のビジターセンターに降り,再びバスに乗り,京都駅には夜7時に無事到着,その場で解散となりました。

 大台ヶ原は日本で最も雨の多い地域で,8月は特によく雨が降るのですが,2日間天候に恵まれた研修会となりました。生徒たちはお互いに声かけや助け合いながら,2日間で合計10時間弱の行程を頑張ってよく歩きました。
 一泊二日の日程ではありますが,非常に中身の濃い研修になりました。これからの部の活動に今回の体験を生かしてほしいと思います。

ネイチャー部 JT生命誌研究館のオープンラボに参加しました 2018年06月18日(月)17時17分

 一昨日の土曜日,高槻にあるJT生命誌研究館のオープンラボに参加してきました。

 JT生命誌研究館は,日本たばこ産業と大阪大学の大学院とが産学協同により設置した施設です。今回のオープンラボは普段公開されない大学院の研究室を見学できる貴重な機会であり,ネイチャー部の恒例の活動の一つでもあります。

 あいにく今回は参加者が多く,各自が希望のラボに見学することはできませんでしたが,館内ガイドの方の説明を受けながら,館内の展示をゆっくりと見学しました。

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 常設展示のナナフシの飼育コーナーでは,生きているナナフシとふれ合う体験もありました。

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 その後,チョウの味覚の研究をされている尾崎ラボで,研究内容についての説明を聞いたり,カエルとイモリの発生研究をされている橋本ラボでカエルの飼育室を見学させていただいたりと,部員たちは普段触れることのできない内容に興味津々の様子でした。

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 終了後も,次回また参加したいという声が多く,部としてもまたぜひ参加したいと思っています。

ネイチャー部 大阪市立自然史博物館で研修をおこないました 2018年05月24日(木)13時15分

 HPへのアップが少し遅くなりましたが,5月19日の土曜日に,大阪市立自然史博物館と長居植物園に研修と観察に行ってきました。
 大阪市立自然史博物館は,大阪市東住吉区にある長居公園内に設置され,人間をとりまく「自然」の成り立ちやしくみ,変遷や歴史に関する「身近な自然」「地球と生命の歴史」「生命の進化」「生き物のくらし」の4つの常設展示からなる充実した施設です。また,同じ敷地内に長居植物園も併設されています。

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 まず,入口前に展示してあるナガスクジラの骨格標本の迫力に圧倒され,その後,館内の様々な展示を見学して回りました。特に生徒たちは,地質時代の展示で,ナウマンゾウやティラノサウルス,ステゴサウルスなどの古生物化石に興味津々で見入っていました。
 また,恐竜の化石展示の歴史的変遷と,時代に合わせた展示のための資金の呼びかけなどにも関心を示していました。

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 博物館の見学後,植物園に移動して昼食をとりました。
 植物園では『ローズウィーク』という催しで,世界の様々な品種のバラが栽培展示され,生徒たちもそれぞれに気に入った花に向けてシャッターを切っていました。

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 当日は天候にも恵まれ,気持ちのいい春の日差しの元,有意義な研修と観察会を行うことができました。

ネイチャー部 先週に続いて自然観察会をおこないました 2018年05月07日(月)15時51分

 昨日の5月6日に,先週に続いて京都市左京区北山方面での自然観察会を行いました。
 今回は,京都女子大名誉教授の高桑先生主催の自然観察会に同行しての実施となりました。
 今回のルートは,左京区尾越の二の谷からナメラ林道を経て,先週も訪れた花背の三本杉までのルートです。この地域は,2016年に認定された京都丹波高原国定公園に含まれています。

 二週連続の観察会になったため,クラブからの参加は少なくなりましたが,今回は昆虫に詳しい方が同行され,先週とはまた違った楽しい観察会になりました。

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 まず,百井の別れではシロマダラチョウを確認。

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 まだ残るフジの花に集まってきたクマバチのオスは,ヒトを刺さないことを教えてもらってタッチ。

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 雪の多い地域で見られる杉の倒木からの更新。

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 尾根沿いに聳え立つヒノキの巨木。

 最後に再び三本杉の雄姿を拝んで行程を無事終了。今回も好天の下でゆっくりと自然観察を楽しむことができました。

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 最後に降りてきた峰山寺の入り口では,先週はきれいに咲いていたシャクナゲの花がすっかり落ちていて,僅か一週間での山の変化を感じさせられました。

ネイチャー部 春の自然観察会をおこないました 2018年05月02日(水)08時26分

4月29日の日曜日に,毎年恒例の自然観察会を行いました。

今回の観察会は,本校からは生徒10名が京都府私立中高理科研究会が開催する春期自然観察会に参加する形での実施となりました。

今回の目的地は,昨年ドローンによる計測で日本一高いことが判明した,京都市左京区にある「花背の三本杉」です。

マイクロバスを花背の大悲山峰定寺(だいひざんぶじょうじ)の手前で降り,そこから30分ほどなだらかな坂道を登ると三本杉にたどり着きます。

当日は天気にも恵まれ,参道の入り口ではシャクナゲが大輪の花を咲かせていました。

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ネイチャー部としては以前にも何度かこの三本杉を訪れましたが,これまで同様迫力ある姿を見せてくれました。
ただ,テレビや新聞などで有名になったためか,杉の周囲にはロープが張られており ,以前のように直接木肌を触ったり,周りを廻ったりすることができないようになっていました。

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多くの人が訪れるようになり,皆が根を踏むと樹が弱るため,仕方のないことではありますが,以前訪れた部員たちも残念がっていました。

そこから道端の植物を観察しながら,30分ほど山道を登り,尾根沿いの道を新緑を楽しみながらゆっくりと歩きました。

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最後は山村都市交流の森に到着し,再びマイクロバスで帰途につきました。

今回の観察会は,好天の下でゆっくりと自然観察を楽しむことができましたが,三本杉が有名になったことと,自由に触れられなくなったことには,自然の保護について部員たちも考えさせられるところがあったようです。

ネイチャー部 冬の自然観察会をおこないました 2017年12月28日(木)16時04分

 25日の月曜日に,龍谷大学の瀬田キャンパス演習林(龍谷の森)の隣接地で,冬の自然観察会をおこないました。

 今回の内容は,これまでにも何度か参加している,元京都女子大教授の高桑先生による間伐材の炭焼き作業と,演習林での観察会です。

 まず,演習林に隣接した南部さん宅の農地に設置したドラム缶製の炭焼き窯で,炭の原料となる木材の詰め込み,火起こしと火加減の調節などの作業をおこないます。
 このときに,釜の上に濡らした新聞紙とアルミホイルで包んだ芋を並べて上から土で覆い,同時に焼き芋ができるようにしておきました。

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 煙突から出る煙の勢いと色を見ながら火加減を調節し,煙が透明になったところで(材が炭になった目安)釜を密閉し,後は自然に釜の冷えるのを待ちます。
 このときに釜の上に埋めておいた芋を取り出すと,炭窯の遠赤外線で芯まで火の通ったホクホクの焼き芋が出来上がっており,皆歓声をあげながら焼き芋をほおばっていました。

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 釜が冷えるまでの時間を利用して,龍谷の森での自然観察会をおこないましたが,この時期は冬イチゴがいっせいに実をつけるため,全員でイチゴ摘みがはじまりました。しばらくの間,皆一心にイチゴ摘みの作業に取り組み,一時間ほどの間に1キロ以上の冬イチゴが集まりました。

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 冷えた炭窯から焼き上がった炭の取り出し作業をし,片付けの後,帰途につきました。

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 色々貴重な体験ができた良い観察会になったと思います。
 生徒たちが集めたイチゴはジャムにして年明けに配る予定です。

ネイチャー部 学園祭展示無事終了しました 2017年09月11日(月)17時49分

 昨日の10日と今日11日の二日間,本校の学園祭にて恒例のネイチャー部の展示をおこないました。

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 昨年に続き,ネイチャー部の活動内容や飼育生物,作成した標本,葉脈標本作製の体験コーナーなどに加えて,高槻のJT生命誌研究館から出張展示「虫愛づる姫君」をお借りして展示しました。

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 クラブの生徒たちは,手分けをして来場者への展示内容や体験コーナーの説明にあたりました。部の普段の活動の様子を少しでも知っていただくことができ,部員たちも喜んでいました。
 おかげさまで二日間の来場者数は500人を超えました。来場していただいた皆さま,本当にありがとうございました。

ネイチャー部 ツバメのねぐら入り観察会をおこないました 2017年08月07日(月)11時56分

 8月5日の夕刻,ツバメのねぐら入り観察会をおこないました。
 今年度は,京都市伏見区向島・宇治川左岸の河川敷で,淀川管内河川レンジャーアドバイザーが主催される観察会に同行する形で参加しました。

 京阪の観月橋の駅から20分ほど歩いた地点で,日没前まで軽食をとったり,観察の準備をしたりしながら,ツバメのねぐら入りを待ちました。

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 当日は直前に強い雨が降り,一時は実施が危ぶまれましたが,幸い観察前後は少し雲も切れ,無事観察することができました。
 曇天のためか,数はやや少なめだったものの,多くのツバメが頭上を飛び交い,次々にヨシ原に飛び込んでいく姿に,部員たちも歓声を上げていました。