5月29日の日曜日に,ネイチャー部で京都植物園と,下鴨神社の糺の森(ただすのもり)で自然観察会をおこないました。
当日は,昼から雨の予報でしたが,幸い天気の崩れもなく,逆に強い日差しと蒸し暑さを感じる中での観察会になりました。
まず,園内で日本の山野で見られる植物を観察した後,大温室へ移動し,熱帯地方や寒冷地などの珍しい植物を観察しました。
それから加茂川の河川敷沿いに,野鳥や植物を観察しながら出町柳まで徒歩で移動し,下鴨神社内の糺の森で観察をおこないました。
糺の森は京都の中央部にありながら,原生林の雰囲気を残しており,植物園とはまた違った雰囲気がありました。
観察会の最後に,生徒が「何か泳いでます!」と声が上がり,皆で橋の上から加茂川を覗いてみると,何とヌートリアが悠々と川の中を泳いで移動していました。
ヌートリアは各地で分布を広げ,問題となっている外来生物ですが,実際に自分たちの眼で見ることで,それを身近に感じさせられました。