8月5日の午後3時から,ネイチャー部で初めて,京都水族館での観察会をおこないました。
今回は初回ということもあり,まずは館内全体を2時間ほどでゆっくりと見学しました。
常設の展示に加えて,ちょうど福井県立恐竜博物館との相互企画展示がおこなわれており,化石や現在の生物との関わりについて,生徒たちは興味深く見学していました。
今後は,バックヤードの見学や,テーマを絞った観察や研究をおこなう予定です。
8月5日の午後3時から,ネイチャー部で初めて,京都水族館での観察会をおこないました。
今回は初回ということもあり,まずは館内全体を2時間ほどでゆっくりと見学しました。
常設の展示に加えて,ちょうど福井県立恐竜博物館との相互企画展示がおこなわれており,化石や現在の生物との関わりについて,生徒たちは興味深く見学していました。
今後は,バックヤードの見学や,テーマを絞った観察や研究をおこなう予定です。
8月2日の土曜日の夕方から,高槻市上牧町~道鵜町間(阪急上牧駅から徒歩15分)にある「鵜殿のヨシ原」にて,自然観察会を実施しました。
この「鵜殿のヨシ原」は,淀川右岸の河川敷に広がる75ヘクタール(甲子園の18倍!)の葦(ヨシ)を中心とするフィールドです。
今回は,ここでツバメの群れのねぐら入りの観察をおこないました。あまり知られていないことですが,ツバメは民家の軒先などで子育てを終えた後,夏の終わりに南へ渡りをする前に,大きな群れをつくって渡りに備えて栄養を蓄えるそうです。
夕方5時から河川事務所の山崎出張所で,講師の先生からツバメの生態について説明を受けた後,小雨模様の中,観察場所の葦原に移動しました。
少しずつ空が暗くなる中,街の方向からツバメが集まりはじめ,文字通り「雲霞の如く」ツバメの群れが頭上を覆いました。
小雨模様の天候が逆に幸いし,ツバメが低空飛行で集まったため,頭のすぐ横をツバメが通り過ぎることもしばしばでした。
推定3~4万羽といわれる群れですが,引率の講師の先生もこれほどの規模の群れを見るのは初めてということで,生徒たちも夢中になってツバメの姿を目で追っていました。
夕方~夜にかけての観察のため,写真でお見せできないのが残念ですが,生徒たちは大満足で無事観察会を終えることができました。
6月24日の放課後,ネイチャー部員8名(中学生3名,高校生5名)で,京都水族館の里山ゾーンを訪れ,そこで繁殖しているメダカ(ミナミメダカ)を採取させていただきました。
各自が網を持ち,飼育員の方からアドバイスを受けながらメダカを追いはじめましたが,これまであまり経験もないため,最初のうちは大苦戦。
それでも1時間弱で20匹のメダカを採取し,水草も分けていただいて,無事学校の生物実験室の水槽に移しました。
それから3日が経ち,1匹は環境の変化のショックのためか,翌日に死んでしまいましたが,それ以外のメダカたちは元気に水槽の中を泳いでいます。
部員たちは毎日エサをやりながら,水槽の中のメダカたちを興味津々で眺めています。
昨日,ネイチャー部の活動として,龍谷大学の瀬田学舎にある演習林『龍谷の森』の自然観察と,演習林に隣接した民家の土地をお借りして,間伐材などの炭焼き体験をおこないました。
参加した生徒諸君は,手作りのドラム缶製の炭窯に,間伐材や使用済みの割り箸などを詰め込み,窯に点火する作業を実際に体験し,炭ができる仕組みや環境への効果などの説明を,興味深く聴いていました。
炭が焼き上がってから窯が冷えるまでの待ち時間に,龍谷の森を散策し,樹木の種類の違いによる森林の様子の違いなどをゆっくりと観察しました。
窯が冷えて,中身の取り出しのときには,実際にできあがった炭に皆が歓声をあげていました。
5月17日土曜日の午後から,ネイチャー(生物)部の高校1年生1名と中学1年生3名の4名で,高槻市にあるJT生命誌研究館で実施された『実験室見学ツアー』に参加しました。
JT生命誌研究館は,日本たばこ産業と大阪大学の大学院による産学共同施設で,1・2階は常設の博物館,3・4階は研究室になっています。
今回の催しは,年3回,普段は公開していない研究室が一般向けに開放され,4つの研究室の研究内容が紹介され,それを体験できるというものです。
最初に館長の中村桂子先生からの講演があり,その後,生徒諸君は,各自が希望したプログラムに分かれ,DNAの増幅(PCR法)の体験や,クモ・カエル・チョウなどの実験動物を使った研究内容の説明に,興味を持って聴き入っていました。
参加した生徒諸君は,ツアーの終了後に,今回参加できなかったプログラムにも次回また是非参加したいと口々に感想を述べていました。
平安学園の生物部は,かつては全国レベルで観察会や採集会などを活発におこなっていましたが,その後の時代の流れで,長い間活動を休止していました。
そんな中で,高校2年生の男子4名・女子2名により,昨年度より久々に活動を再開し,名称も「ネイチャー部」に改めました。
昨年度の活動内容は,生物実験室での生物の飼育と観察(両生類と魚類),月1~2回の自然観察会の実施,博物館・水族館などの見学,各種研究会への参加などをおこないました。
中学生・高校生で,生き物や自然が好きな人の参加を広く募集しています。