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【茶道部】春季茶会 2025年03月23日(日)20時47分

今日は春日和の中、定例の春季茶会を5席催しました。今回部員の半数の家族にご参加いただき、顧問関係者や茶道部OG、本校教員、龍大茶道部(釣寂会)などたくさんの来客がありました。

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主席は和室にて棚有り平点前を披露し、部員たちはそれぞれの役割をこなしました。秋から平点前の稽古に力を入れてきたお陰で、2年生は各席で綺麗な点前を見せてくれました。

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主席のお菓子では、きねや老舗の春筏(はるいかだ)をお出ししました。

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主席後は、はじめて取り入れたポスターセッションを行いました。茶道フェスティバルでお馴染みですが、1年生が今年度活動したことを紹介してくれました。

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副席では、テラスで立礼点前を披露しました。外は春日和でしたが、結構強い風が吹いていました。

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副席のお菓子は、亀屋則克の紅白桜の干菓子をお出ししました。

【茶道部】前日稽古 2025年03月22日(土)21時42分

いよいよ明日の春季茶会に向けて、朝9時から前日稽古をしました。
1席目から茶会の流れを確認し、自分たちで茶席を進行できる状態にもっていくことができました。

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今回もほとんどの席が満席で、部員の家族が多く出席予定です。日頃の稽古の成果を見てもらう良い機会になるでしょう。

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本日のお菓子は、きねや老舗の春遊です。「春遊」とは、野外に出て春を楽しむことで、見た目も可愛らしい和菓子でした。

【茶道部】茶道体験 2025年03月09日(日)22時26分

今日の午前中、本校で中学ミニオープンキャンパスを実施しました。その体験イベントとして、今回競技かるた部と初コラボという試みをしました。

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対象は新小5以上で、10時半と11時半の2回で4人ずつ。前半は競技かるた部の子たちが参加者に衣装を着せました。後半はそのまま茶道体験に入り、部長・副部長が帛紗捌きや茶道具の清め方を優しく教えました。

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お茶は自分で頑張って点ててもらい、お自服でお菓子と楽しんでいただきました。

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今回お出ししたお菓子は、きねや老舗の桜花(おうか)です。5弁の桜の花を形どり、見た目も綺麗な和菓子でした。

【茶道部】想定稽古 2025年02月20日(木)21時27分

今日は春季茶会当日を想定して、1席目の主席・副席から稽古を始めました。点前や後見などのシフトを決め、客役もつくって一連の流れを確認しました。

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昨年の秋に秋季茶会を実施できなかったので、1年生は初めて定例茶会になります。役割は把握しているので、しっかり動いてくれていました。
また稽古中に3年生やOGたちが集まり、とても賑やかになりました。

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さて、お菓子は伊藤軒老舗のうぐいす餅を出しました。うぐいす粉をまぶし、鶯(別名は春告鳥)を形どった和菓子です。

【茶道部】合同稽古 2025年02月13日(木)22時01分

しばらく2グループに分かれていましたが、今日から合同稽古に戻りました。春季茶会で主席を担当する部員は、帛紗棚を用いて平点前をしました。

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2年生は12名いますが、もともと点前の上達度に大きな差がありました。そのため定例茶会を開くレベルに至らず、部員を2グループに分けて、より点前稽古に励める形にしました。

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一方で、副席を担当する部員が、立礼点前の稽古に取り組みました。畳の上で行う点前と変わらないので、立礼をしながら平点前の確認ができます。後半は1年生たちもチャレンジしましたが、お茶を点てるところまでよく覚えていて、確実に成長ぶりを見せています。

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お菓子は、伊藤軒老舗のいちご大福を出しました。部員たちには1番人気で、今回リクエストに応えました。

【茶道部】如月稽古 2025年02月07日(金)21時54分

2月に入りましたが、今週は薄茶平点前と立礼点前の稽古をしました。

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おおかた点前担当を決め、主席を想定しながら進めました。

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後半の副席は立礼点前で、椅子に座って机上で点前をします。2年生の大半が初めての点前となりますが、畳と机上だけの違いだけで点前作法は同じなので、慣れてくれば難しいとは感じなくなります。

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本日のお菓子は、きねや老舗の梅一枝(うめいちえ)を出しました。銘のとおり一枝(ゴボウ)に梅の花が模してあり、部員たちから「可愛い」の声が続出しました。

【茶道部】茶会稽古開始 2025年01月24日(金)21時18分

いよいよ春季茶会に向けて、本格的な稽古を始めました。今回の点前は、棚有りの風炉点前になります。

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流派によって棚の種類は異なり、藪内流では中段が斜めに切られて三角形になっている帛紗棚を用います。

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春季茶会は3月23日(日)で、2年生が点前・後見(茶会の進行役)を務めます。以前よりも平点前をよく覚えており、後見はすでに経験済みの部員も多いので、スムーズにこなしてくれています。

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1年生もよく点前を覚えていることから、最近では割稽古はせず、入室からお茶を点てるところまで指導を受けています。

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今回のお菓子は、きねや老舗の寒椿を出しました。蕾の状態を模したものですが、こちらから要望を出し、店主に作っていただきました。
中は白餡で、とても上品な上生菓子でした。

【茶道部】新年稽古 2025年01月10日(金)21時10分

いよいよ新年を迎え、この2日間は最初の稽古でした。

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京都は雪が降って一段と寒くなり、電熱とはいえ、炉の暖かさが身に染みるようになりました。2年生がする炉点前は、炉の方に体を向けていくることもあり、客との距離も近く感じます。

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1年生は先輩から風炉点前を教えてもらい、稽古も和気藹々としていました。

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お菓子は、新年を祝う花びら餅(きねや老舗)を出しました。お雑煮に見立てた正月ならではの和菓子で、白味噌餡とゴボウの蜜煮を餅で包んだものです。食べつけていない部員たちはゴボウを挟んでいることに驚きつつ、花びら餅の由来を聞きながら味わっていました。

【茶道部】最終稽古 2024年12月20日(金)22時23分

今日は今年最後の部活動ということで、2グループの合同稽古でした。

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全体で集まったので大人数でしたが、2年生が熱心に1年生を教えていました。自分の番でないときは、人の点前を見て学び(これを看取り稽古と言います)、Surfaceで動画を観て復習していました。

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また、平点前の再テストも実施。前回合格できなかったメンバーも、次々に合格していきました。「これで年が越せる」と安堵の声がありました。

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お軸は、藪内流13代の青々斎宗匠(前家元)筆の「無事」です。今年の稽古は無事に終えることができました。

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お菓子は七福堂老舗のいちご大福で、部員たち好みの和菓子です。人気ダントツ1位で、これを部活体験時に食べて魅了され、入部した者も多いです。中はもちろん白餡にいちごで、大きな大福のため食べ応えがあります。

【茶道部】炉開き 2024年12月19日(木)22時09分

この2日間、炉開きの稽古をしました。今年は1ヵ月遅れとなりましたが、平点前テストに合格した2年生は、藪内流の先生と主顧問の指導のもと、次のステップへ進んでいます。

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茶道具の位置が変わり、炉縁に向かって斜めに座ることから「難しいです」という返答がありました。しかし、風炉点前が身に付いていれば上達できるでしょう。

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1年生の方は、風炉点前の稽古を続けています。2年生に教えてもらいつつ、Surfaceで点前動画(藪内流の先生の点前を撮影した動画)を観て自主練し、1年生同士で教え合いもしています。その積み重ねがあって、点前をよく覚えて成長がうかがえます。

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今回出したお菓子は、満月の阿闍梨餅です。京都では定番のお菓子で、比叡山で千日回峰行(7年かけて行う修行)に挑む阿闍梨(堂入り後に与えられる称号)がかぶる網代笠を形どったものです。粒あん入りのモチッとした皮が特徴で、部員たちにも知られているお菓子です。

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