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【茶道部】茶道講習会 2023年08月04日(金)11時18分

8月3日(木)、京都府高等学校文化連盟茶道専門部の講習会に行ってきました。

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京都光華女子大学の広い和室で茶室入室の作法を学び、お菓子とお茶をいただいた後、株式会社祇園辻利社長室室長安田先生の講演を拝聴しました。講演会はお茶の歴史から茶の木の育て方、お茶の製造工程など、お茶に関して広く深いお話を伺い大変勉強になりました。

また、講演の途中で祇園辻利の抹茶アイスクリームをいただいたり、石臼で抹茶挽き体験をしたり、とても楽しく学べた一日でした。

【茶道部】校外稽古 2023年07月25日(火)20時10分

今日は校外稽古のため、午後から藪内燕庵に集合しました。

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御家元の主座敷である緝熈堂(しゅうきどう)は、西本願寺より移築された茶室です。部員たちは浴衣に着替え、先生より茶室の説明を受けて一人ひとり入室の仕方と拝見の稽古を行いました。

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その後、緝熈堂と6畳の茶室である学市軒(がくしけん)の2ヵ所に別れ、2、3年生がお点前の稽古をしました。浴衣で点前をすると身も引き締まり、立ち振る舞いもより奇麗に見えます。

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お菓子は、船屋秋月のもらい水です。朝顔を模した外郎生地(中は白餡)ですが、「朝顔や釣瓶とられてもらい水」(加賀千代女)でも知られるように、菓銘は朝顔ではなく「もらい水」です。早朝に井戸へ行くと、釣瓶(井戸の水を汲む桶)に朝顔が絡みついて咲いていたため、奇麗に咲いている朝顔を取ってしまうの可哀想に思い、他所の家から水をもらう光景が浮かびます。

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稽古の最後に、浴衣姿で集合写真を撮りました。今回も浴衣を着たのは、部員たちから「浴衣を着て稽古したい」という声があり、せっかく正式な茶室で稽古するのですから、浴衣を着た方が良いと考えたからです。3回目ともなると、部員たちもだいぶ浴衣を着こなしていました。

【茶道部】続・浴衣着付け体験 2023年07月20日(木)21時17分

今日は第一会議室に畳を敷いて、引き続き浴衣着付け体験を実施しました。

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今回は後半(15時半以降)からの着付けでしたが、2回目となると着衣までの時間も短縮。文化祭茶会当日でも、焦ることなく1人で着られるでしょう。

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前半(13時~)では、とくに1年生に向けて、にじって入る入室の仕方や、立ち座りの所作、お茶の出し方を再度確認しました。何度も繰り返し体で覚えることによって、細かい所作も身に付いていきます。

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お菓子は七福堂老舗の黒糖わらび餅を出しました。黒糖の風味が良く、中は漉し餡になっています。濃いめの味ですが、暑い時期にはピッタリの和菓子です。文化祭茶会では毎回この黒糖わらび餅を出すのですが、完売してしまうこともある程、お客にも好評が良いです。

【茶道部】浴衣着付け体験 2023年07月18日(火)21時16分

今日はHR教室に畳を敷き、女性顧問の指導のもと、浴衣着付け体験を実施しました。

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浴衣を持っていない1年生は別途購入となりますが、9月の文化祭茶会では2日間浴衣を着るため、1人で着られるように着付けの稽古をしています。

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浴衣を着た後、お運びの稽古と立ち座りの所作を確認しました。普段は制服とは違い、部員たちも浴衣を着ても所作はぎこちなさが見えました。浴衣を綺麗に着こなし、スムーズな所作をできるようにするのがポイントと言えるでしょう。

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本日のお菓子は、三條若狭屋の祇園ちご餅を出しました。ちご餅というのは、白味噌を甘く炊いてものを求肥で包んだ氷餅です。祇園祭と言えばこの「ちご餅」と言える程で、御位貰いの儀(おくらいもらいのぎ)の後に稚児たちが茶店で客に振る舞い、疫を除いて福を招くと洛中の評判になったそうです。

【茶道部】文月稽古 2023年07月13日(木)08時58分

1学期期末考査を終え、今日は7月最初の活動日でした。

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9月の文化祭茶会に向けた稽古もし始め、3限短縮授業のため、いつもより長めの点前稽古・割稽古を行いました。

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上級生は文化祭茶会で立礼(机上で行う点前)をするので、藪内の先生より指導を受けました。昨年度みっちり稽古をしていたこともあり、比較的スムーズな所作でした。また、1年生は顧問よりお茶を点てる所までの指導を受けました。割稽古で身に着けたことを活かす場でもありますが、1年生にとっては長時間の正座はなかなかきつい様です。

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本日のお菓子は祇園祭の季節なので、二條若狭屋の祇園ばやしを出しました。ういろに中は白餡で、八坂神社の御神紋である「五瓜)ごか)に唐花」と「左三つ巴」の焼き印がされています。

【茶道部】引退稽古 2023年06月22日(木)10時34分

今日の稽古では、3年生の卒アル用写真撮影がありました。特進の部長とプログレス生1名が6月で引退となり、前部長ら(茶道部OG)が駆けつけてくれました。

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茶道部は引退になりますが、来月の浴衣着付け体験や9月の文化祭茶会には参加してくれるとのこと。そして、カフェテリアに前部長、現部長、次期部長の3人が揃うのはなかなか無い光景でした。

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今月末から期末考査があり、しばらく次の稽古まで間が空きます。そのため、上級生はしっかりと点前稽古を行いました(バッチリ出来ていましたが)。

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本日のお菓子は、七條甘春堂の「天の川」です。七夕の夜空を映した青の琥珀羹に銀箔の星を散りばめ、下は粒あん入りの羊羹になっています。夏季の七條甘春堂の棹物と言えばコレで、とても綺麗なので、部員たちにはとても好評でした。

【茶道部】皐月稽古 2023年06月15日(木)21時44分

今週の稽古は火・木曜と続き、掛け軸等の拝見を取り入れています。

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にじりながら席入りした後、一礼をして掛け軸や花生、香合、釜を順に拝見します。

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今年度は1年生が多く入部し、毎回先輩たちが優しく丁寧に割稽古の指導しています。この割稽古を積み重ねることで、一つ一つの作法が身に付きます。

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火曜日は船屋秋月のびわ(白餡)、今日は梅泉堂の水鳥(特注で白餡にしていただきました)を出しました。前者は枇杷を模し、後者は水辺に生息する鳥を模した上生菓子です。

【茶道部】あじさい茶会 2023年06月03日(土)20時33分

今日はカフェテリアにて、茶道部のあじさい茶会を催しました。

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15時から17時(30分間隔で4席)の時間帯で、3年生が点前をする主席のみでした。出席者は校長をはじめ、教員や部員の保護者でした。そして、新入部員の歓迎茶会も兼ねているため、1年生たちが各席に入りました。

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今年度は1年生の数が多いため、3グループに分けてお客以外に受付やお運びも担当しました。部員たちにとっては、緊張感があったと同時に茶会の楽しさもあったと思います。そして出席してくださった方々が、短い時間でもお茶を楽しんでいただけたなら、これほど嬉しいことはありません。

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本日の主菓子は、梅泉堂の紫陽花きんとんをお出ししました。ピンクのあじさいとのマッチも良く、見た目も味もとても好評でした。

【茶道部】直前稽古 2023年06月01日(木)21時52分

今日は週末のあじさい茶会に向けて、再び当日のレイアウトで直前稽古をしました。今回は主席のみの4席で、1席目から通しでリハを行いました。

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とくに1年生は人数が多いため、客と受付案内、水屋と3分割にしました。1年生が客に入るのは歓迎茶会を兼ねているからですが、客側にも作法がありますから、茶道のスキルを身に付けることができます。

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本日のお菓子は、梅泉堂の牡丹を出しました。現在はちゃんと菓子器に盛って出していますが、蕾から花を咲かせようとする牡丹は部員たちにも好評でした。

【茶道部】事前稽古 2023年05月25日(木)21時27分

中間考査最終日を終え、今日は昼からの稽古でした。6/3のあじさい茶会に向け、本番のレイアウトで事前稽古をしました。

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3年生4名が点前、2年生7名のうちの4名が後見(茶会の進行役)を各席で務めます。高1生は他客に交じるため、お茶やお菓子のいただき方などをみっちり稽古。お運びもやって、基本的な作法を身に付けます。

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本日の和菓子は、仙太郎の若あゆを出しました。この時期のもので、求肥をカステラ生地で包んだ鮎を模した、京都の季節菓子になります。