弥生になりました。今月の聖語板は高3の栗林美妃さんが書きました。いつもより長い聖語は構成なども大変だったと思いますが、漢字・仮名のバランスも絶妙です。卒業を前に、記念すべき聖語板になったことでしょう。
今月の聖語は「為せば成る・・・」の格言にも通じるところがあるように思います。
“成らぬと捨つる人のはかなき”
(聖語の詳しい内容につきましては、宗教教育blogも併せてご覧になってください)
弥生になりました。今月の聖語板は高3の栗林美妃さんが書きました。いつもより長い聖語は構成なども大変だったと思いますが、漢字・仮名のバランスも絶妙です。卒業を前に、記念すべき聖語板になったことでしょう。
今月の聖語は「為せば成る・・・」の格言にも通じるところがあるように思います。
“成らぬと捨つる人のはかなき”
(聖語の詳しい内容につきましては、宗教教育blogも併せてご覧になってください)
今月の一文字は、高3 天川 岬さんの作品「志」です。
「志を果たして いつの日にか帰らむ」は、国文学者 高野辰之博士が作詞された「ふるさと」の歌詞です。もうすぐ卒業式です。卒業生のみなさん、また母校に帰ってきてくださいね。
本館3階の講堂前に展示中です。ぜひご講評いただければ幸いです。
北野天満宮の書き初め大会「天満書」の展示(発表)を見に行きました。
我が書道部からは、高2中島梨佳さん、高1齊藤瑠衣さんがそれぞれ銀賞を受賞しました。おめでとうございます。
全体的に見てみると、受賞している作品は太くて力強い作品が多いように感じました。
北野天満宮境内において、展覧期間が1月28日(土)15時までとなっています。ご講評いただけると幸いです。
今月の一文字は、部長の中島梨佳さんの作品「想」です。
「思う」「想う」「念う」など、いろいろな漢字が用いられます。個人的には、「感想」や「想像」という熟語があるように、「想」には心の中で考える印象があります。愛しい人をおもう時も「想」がしっくりくるような気がします。心で相手を想うこと、尊いことです。
本館3階の講堂前に展示中です。ぜひご講評いただければ幸いです。
あけましておめでとうございます。
今回は、書道部指導員の山本隆代先生の揮毫です。
今年も書道部をよろしくお願い申し上げます。
高校3年生は、いよいよ受験本番です。共通テストに向けて最後の追い込みの時期になりました。たくさんのライバルたちがいる中で、最大の敵はいつも「自分」です。自分自身に負けないように、あと少し対策をしていきましょう。健康に留意して、実力を発揮してきてください。
聖語の詳しい内容につきましては、宗教教育blogを併せてご覧になってください。
12月の講堂前の作品は、高1の齊藤瑠衣さんが書いた「楓」です。
ちはやぶる神代もきかず竜田川から紅に水くくるとは(在原業平)
嵐吹く三室の山のもみぢ葉は竜田の川の錦なりけり(能因法師)
流れる筆使いが、竜田川の流れを思わせます。あるいは、流れるように落葉するイメージでしょうか。
現在、3階講堂前に展示中です。ぜひご覧ください。
師走になりました。今月の聖語板は部長の中島梨佳さんが書きました。モチーフにした「牛橛(ぎゅうけつ)造像記」の直線的で角が強調された書体により、力強い表現になりました。
仏像の傍らに刻まれた文字を「造像記」といい、仏像の由来を伝えています。5世紀末に息子を亡くした母親が、回向のために仏像を作らせ、石に刻んだ文字が「牛橛造像記」といわれています。牛橛とは、その息子の名前です。
「聖教は読みやぶれ」とは、逆説的な言葉ですが、【聖典を破れるほど読み込め】という真理をついています。私たち書道部としては「お手本は開きやぶれ」といったところでしょうか。
(聖語の詳しい内容については、宗教教育blogも併せてご覧になってください)
芸術の秋です。書道部では、10月22日(土)と11月6日(日)の2日に分けて、作品鑑賞会を実施しました。
10月22日(土)はみやこめっせで開かれた京都高等学校総合文化祭、11月6日(日)は京都市美術館別館で開かれた私学展の見学に行きました。
自分たちの作品が展示されているのは嬉しいことですが、他校の同年代の人たちの作品を観るのも刺激になります。
なお、6日(日)には美術館近くの藤井有鄰館にも行きました。こちらは月に数回しか開館されていないかわりに、普段なかなかお目にかかれない国宝の書道作品などが展示されています。公開時間が短いからこそ、作品を傷めずに展示ができるとのことで、貴重な作品をたくさん見学でき勉強になりました。
霜月になりました。今月の聖語板は高3の天川岬さんが書きました。堂々とした字からは大きなパワーを感じます。
「宮」と「商」は雅楽の音階で、この二つはいわゆる不協和音になる関係だそうですが、それまでもが「和」となるお浄土の世界を表現していると聞かせていただいております。「和」といえば今年は聖徳太子の没後1400年の御遠忌の年です。「以和為貴」の精神を大切にしたいものです。
(聖語の詳しい内容につきましては、宗教教育blogも併せてご覧になってください)