■1月の活動①■
1月22日(木)
初釜①
新年の訪れと共に、茶道部として気持ちも新たにお稽古に臨んでもらうため、
『初釜』を体験しました。
早速、待合にて芳名録への記帳です。毛筆1本で全員かなり焦っています。
綺麗に書きたいという痛切な祈りを込めているからなのか、氏名を書き切るのにやたらと時間が掛かってます。気持ちはよ~く分かりますよ(笑)
お軸は『心廣體胖春』(こころひろくたいゆたかなる春)
中国の儒教の教えを学ぶ基本書でもある「四書五経」の『大学』の一節である『富潤屋、徳潤身。心廣體胖。』《富(とみ)は屋(おく)を潤(うるお)し、徳は身を潤す。心廣(ひろ)く體(たい)胖(ゆた)かなり。》を用いた言葉です。
先生のご配慮で『炭点前』も見せていただくことができました。
「羽根《羽箒(はぼうき)のこと》…何で掃くんですか?」
「この白い細いの(白炭のこと)も燃えるんですか??」
部員の素朴な疑問に先生も一つ一つ丁寧にお答え下さいます。
今回の一番重要なミッション!?は『濃茶』です。濃茶は一つの茶碗に『練られた』お茶を複数名で飲み回しますが、その時の客の作法やお約束ごとの基本を知ってもらいたかったからです。
…お茶を「点てる」のではなく「練る」です。
飲むのは初めてという部員もいるので、茶入から茶杓ですくわれる抹茶の量の多さにみんなびっくり!!w( ̄△ ̄;)wおおっ!
どんなものかを経験済みの人は納得できると思いますが、お茶の濃さをたとえるなら「薄茶」はさらっ…ですが「濃茶」はどろっ…です(笑)