新年が明けて、最初の稽古日でした。3月に茶道部の春期茶会を予定しているので、それに向けて準備を始めました。
高2生は、久しぶりに立礼。立礼(りゅうれい)とは、机とイスを用いて行われる点前の一つで、彼女たちにとっては昨年の文化祭茶会以来となります。
高1生の方は、まず風炉点前からお運びの稽古をしました。茶会を催す際、客の人数が3人以上いると、お運びが必要になります。お運びは、点出し(水屋でお茶を点てて、茶席へ運び出す)で、客の前に座ってお茶の出し下げをしなければなりません。前期で1度稽古していますが、あらためて作法を学びました。
本日のお菓子は、仙太郎の軽羹(かるかん)でした。軽羹と聞くと、「軽羹饅頭」の方が一般的でしょう。弾力のある白いスポンジのようなお菓子です。こちらの軽羹は小豆が練りこんであり、部員たちにはとても好評でした。