今日は本校にて、茶道部の春期茶会を催しました。現役生たちは定期茶会を経験していない代でしたが、10時の1席目から最後の席まで、しっかりと自分たちの役割をこなしました。
主席は、第1会議室南側に畳を敷いて行いました。そして各席には、部員の家族や友人たちをはじめ、歴代の茶道部OGたち、本校校長や各教科の先生方、主顧問の茶道の先生方、龍大茶道部(釣寂会)の皆さんと多くの方にご参加いたただきました。また高2生以外に、きっちりとした所作で定評がある中3生を点前(亭主)と後見に起用し、3年間の成果を披露しました。
後半はテラスの屋根下にて、引き続いて副席でした。こちらは立礼点前で椅子席でしたが、温かくて天気の良い中、皆さまに楽しんできただきました。
今回「主席は桜、副席は梅」をテーマに、仁和寺近くにある船屋秋月の「初桜(桜の形をしていて中身は白餡)」と「咲き分け(中は梅餡)」をお出ししました。そして、主席は正客用に桜柄の茶碗、副席には梅の形をした小ぶりな茶碗を使いました。
最後の席には一般客以外に、卒業した高3生たちも入りました。全員参加とはなりませんでしたが、茶会後は色紙を1人ひとり渡して卒部式もできました。現役生たちは緊張や失敗もありましたが、一所懸命取り組みながら、春期茶会を楽しんでくれたと思います。