ネイチャー部では、メダカ、グッピー、金魚、アカハライモリ(親・子)、アフリカツメガエル、プラナリアなどを継続して飼育・観察しています。
これも継続して交流のある、高槻のJT生命誌研究館から、アフリカツメガエルのオタマジャクシを譲っていただいて飼育しています。
オタマジャクシは最初は数が多いですが、徐々に減っていきます。
そのうちほんの数匹だけがカエルに変態します。
また、水槽のコケや藍藻を食べてくれる「水槽の掃除屋さん」のヤマトヌマエビを、しばらく前からメダカの水槽に入れていたのですが、ある日部員が卵を抱いているエビを見つけてくれました。
調べてみるとこのエビは、卵から稚エビの段階は汽水域(海水と川の水が混じり合うところ)で生育するらしく、人工繁殖は非常に難しいようです。
部員たちと相談して薄めの人工海水を作り、卵を抱いたエビをその中に入れておいたところ、今日、卵から多数の稚エビが生まれているのを確認しました。
これから塩分濃度を徐々に落としていき、最後は淡水にするようですが、さて、うまくいくかどうか、期待と心配を抱えながら観察を続けることになります。