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考古学クラブ 校外活動 2015年07月25日(土)16時05分

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 考古学クラブでは、文化祭に向けての製作を進めていますが、校外活動にも出かけました。学校からほど近い発掘現場です。京都市埋蔵文化財研究所のご好意で、調査区域の見学、そして発掘体験、そして発掘作業には欠かせない測量作業の基礎体験をさせていただきました。
 発掘体験では、実際に道具を使いながら土を剥がしていく作業をしました。遺跡では、土の色の違いがわかれば、遺構(建物の柱の穴、井戸、溝 など)を発見できます。土の色の違い、わかりましたか?そして、ちょうど見つかっていた建物の柱穴と柱穴の間隔を測りました。大体そろっていましたね?
 測量体験では、3本の釘を地面に打ち付けて描いた、三角形の内角を測る作業に挑戦しました。2方向の間の角度を測るトランシットという器械を使わせてもらい、釘の真上に水平にそのトランシットを据えました。なかなか難しくて、一つ一つの作業に悪戦苦闘しました。三角形の内角の和は?「180°」数学の知識の大切さがわかりましたね?学校で習う知識は、いろいろな場面で役立ちますね。測量の結果、誤差は…? 1/3°ほどでした。
 夏の、たっぷり活動できる時期ならではの取り組みでした。