如月になりました。今月の聖語板は中1の臼田ゆりさんが書きました。力強く、堂々とした仕上がりになりました。臼田さんは先日の北野天満宮の書き初め大会で銀賞に入賞しています。
今月の聖語は、日本史の教科書でおなじみの「善人なおもて往生をとぐ、いわんや悪人をや」です。SEKAINOOWARIの『Dragon Night』という楽曲をご存じでしょうか。その歌詞に「僕の正義がきっと彼を傷つけていたんだね」というフレーズがありますが、この気づきは、とても重要ではないかと思います。
「善人」とは、善い人のことだと考えてしまいますが、「善」(正義)の背景には、相手を傷つける闇が潜んでいる可能性があります。
「悪人」とは、悪い人のことをイメージしますが、「相手を傷つけている私」であることに気づいている私であるとも考えられます。
聖語の詳しい内容につきましては、宗教教育blogも併せてご覧になってください。