考古学部日誌
出席者:全員 記入者:2年
今日は部活の今後の方針を定めました。具体的には、
紀要(年報)制作に向け、各部員が執筆するテーマの決定
考古学展示室内の須恵器を効果的に活用する方法
の2つです。まず①の紀要は、部員増加のための広報を強化する、また今行っている活動を未来に残すという目標のもと、年度ごとの発行を予定しています(名前はお楽しみに!)。そこで、各部員が各々興味のある「モノ」の歴史に関するレポートをまとめることになっています。「モノ」を中心にするのは、考古学が「モノ」から歴史を紐解く学問だからで、加えて部室に隣接する展示室の考古遺物の有効活用にも繋がります。また②で挙げた「須恵器」も、わが部が誇る収蔵品のひとつです。須恵器とは、古墳時代に伝えられた土器の一種で、灰色がかった色調などが特徴的な硬質の土器です。考古学部の先輩方はその須恵器の窯跡の発掘に参加し、そして数多くの遺物を部に残されました。その先輩たちの努力・成果を受け継ぎ、活用し、未来に伝えるためにも、須恵器の有効活用の方法を考案していくことが大切だと感じます。