一昨日の日曜日に,年内最後になる京女の森の自然観察会をおこないました。
天気予報では曇りから小雨の予報だったのですが,幸い当日は好天に恵まれ,暖かい冬の日差しの中での観察会になりました。
北山の奥では,紅葉を終えた広葉樹がほとんど葉を落とし,明るい森の風景が広がります。
今回,京都女子大学の学生さんたちが作製した鳥の巣箱を設置することになり,クラブの生徒たちも,同行した日本鳥類保護連盟の方のアドバイスを受けながら,巣箱の設営をおこないました。
また,土地の低くなった湿地では,イノシシのヌタ場(身体についた寄生虫などを取るために泥浴びをする場所)が見られ,泥の上にははっきりと足跡も残っていました。
12月になれば,この場所は1~2メートル以上の雪に覆われ,簡単には入ることができなくなります。
来年の4月以降までしばしのお別れです。