昨日の日曜日に,龍谷大学の龍谷の森(瀬田キャンパスの演習林)にて,ネイチャー部年内最後の自然観察会をおこないました。
当日は朝から雲一つない好天に恵まれ,この時期としてはとても暖かい一日になりました。今回は中学1年生の新入部員も加わり,生徒10名,引率教員2名が参加しました。観察会では,京女の森の観察会でもお世話になっている高桑先生が主催される「炭焼き体験」に参加し,その後,龍谷の森で自然観察と薪作りをおこないました。
今回の炭焼きは,龍谷の森の間伐材と吉野杉の端材を使っておこないました。新入部員たちはドラム缶製の炭窯に付き切りで慣れない火の調節に苦労していました。
炭窯の火を落とすと,釜の上に並べていた焼き芋ができあがり,生徒たちは大喜びで頬ばっていました。
炭窯が冷えるまでの間,龍谷の森で次回の炭焼き用の薪作りをおこなった後,植物の観察をおこないました。途中で木の上で熟した柿を見つけ,皆で落とそうと必死になっていました。
最後に冷えた炭窯を開けると,吉野杉の木目が美しく残った炭が出来上がっていて,生徒たちは歓声をあげていました。
今年一年の締めくくりにふさわしい,楽しく有意義な一日になりました。