8月6日の夕方から,今年で3回目になる「鵜殿のヨシ原 ツバメのねぐら入り観察会」をおこないました。
鵜殿のヨシ原は,宇治川・桂川・木津川の三川が合流した地点から5kmほど淀川を下った場所にあります。広さ約75ha,長さ2.5kmもある淀川流域でも最大のヨシの群生地で,野鳥や動植物の貴重な生息地にもなっています。
この時期,市街地で子育てを終わったツバメの親子が,秋~冬に向けて南方への長い渡りに備えて食べ太り,渡りまで大群でヨシ原で集団で眠りにつきます。
昼間は街中でエサの小虫を捕ったツバメたちが,夕方から日暮れにかけてヨシ原の上空に万単位で集まり,日暮れと共に次々にヨシ原に飛び込む様は何度見ても壮観です。
(写真の点々はすべてツバメです)
生徒たちも,首が痛くなるほど上空を見上げ,ツバメたちの群舞に感動していました。