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ネイチャー部 京都府私立理科研究会夏季現地研修会に参加しました 2016年08月20日(土)10時50分

8月の17・18日の一泊二日の日程で,毎年行われる京都府私学理科研究会主催の夏季現地研修会に参加してきました。

 今回の研修地は島根県の石見銀山と三瓶山方面です。京都駅前から団体バスで出発し,中国道から米子道~山陰道で島根入りした後,日本で14番目に認定された世界遺産「石見銀山」を見学しました。まず,世界遺産センターで石見銀山の歴史や特徴について説明を受け,現地ではレンタサイクルを借りて実際の坑道まで行き,内部の様子を見学しました。

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 続いて「仁摩サンドミュージアム」で一年間に1回回転して時を刻む巨大な砂時計の見学や,鳴き砂のメカニズムの説明などを受けました。その後,近くの「琴ヶ浜」で実際の鳴き砂の体験を行いました。
 1日目の予定はこれで終了,宿泊は温泉津(ゆのつ)温泉の温泉旅館でボリューム満点の食事と温泉で疲れを取りました。
 夜には浜まで散策し,皆で星座の観察を行いました。

 2日目は朝から三瓶山(さんべさん)へ移動し,リフトで255Mの標高を上がった後,女三瓶山~男三瓶山の間を尾根筋沿いに歩きました。

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 三瓶山は島根県のほぼ中央に位置し,大山隠岐国立公園の一部でもあります。標高1,126mの男三瓶を主峰に,女三瓶,子三瓶,孫三瓶などの6峰が連なる活火山(火口の活動は休止しています)です。
 生徒たちはお互いに声かけや助け合いながら,4時間弱の行程を一生懸命に歩いていました。

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 男三瓶山の山頂から,照葉樹林帯を下山するとお昼を回っていました。下山地の「島根県立三瓶自然館サメヒル」で,ご当地名物の「三瓶バーガー(すべて島根県産の材料で手作りのハンバーガー」をいただき,自然館を見学しました。

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 最後に「三瓶小豆原埋没林公園」に立ち寄りました。ここは三瓶山の噴火によって埋もれた4,000年前の太古の森を展示したもので,展示館のに入ると,原始の森そのままの巨木の姿に圧倒されます。このように直立状態で残存する幹は世界的にも極めて貴重なものということでした。

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 帰路では故障車渋滞の影響で,帰着時間が1時間以上遅くなりましたが,一泊二日の日程でも非常に中身の濃い研修になりました。これからの部の活動に,今回の体験を生かしてほしいと思います。