今日から新入生のお稽古が始まりました。新高1がわずか3人という状況のなか、上級生たちが歩き方や一礼の作法、襖の開け閉めの指導をしました。
初めての作法ということもあり、3人とも手足の動きがとてもかたかったです。しかし、何度も練習していくうちに綺麗な形になっていきました。歩き方や一礼は基本中の基本ですし、意識しないとすぐに崩れてしまうので、基本ほど難しいものはないと言えるでしょう。
後半は自分たちでお茶を点て、それぞれお自服で。茶筅を振って点てるのはなかなか大変な様子でしたが、初めて自ら点てたお茶を飲んで「美味しい」と一言。3人とも表情がほっこりし、ちょっと一息ついた感じでした。
毎回お稽古は、薮内の方から先生にお越しいただき、1対1で指導を受けます。それ以外は高3が後輩たちを教え、割稽古に励んで上達を目指しています。今年度の部員数は31名(高3から中2まで)で、変わらず大所帯の部活です。