今日、西本願寺は宗祖降誕会(ごうたんえ)でした。宗祖降誕会とは、親鸞聖人のご誕生を祝って催される行事です。午前中の法要は全国の宗門校が集まり、本校からは毎年高1学年が参拝しています。
そして、昼から飛雲閣茶席(薮内流)が開かれました。飛雲閣とは、境内南東隅の滴翠園内にある3階建ての楼閣建築(豊臣秀吉が建てた聚楽第の一部と言われている)です。
ご指導いただいている先生から事前に茶席券をいただき、今年は茶道部16名(高3から中3まで)で参加しました。滴翠園内は撮影禁止のため、残念ながら飛雲閣やお茶席の画像はありません。
飛雲閣内に赤い毛氈が敷かれ、お菓子とお茶が順に出されます。お菓子は亀屋陸奥製の「憶昔(いくじゃく)」、お茶はいつも茶室をお借りしている美好園さんの「慈光」です。基本的にいただいたら退席となるので、正直茶席はわずかな時間です。ですが、普段は入ることができない飛雲閣でお茶をいただき、部員たちにとって貴重な体験になったことでしょう。