秋休み初日の今日,ネイチャー部では京都の北山で自然観察会をおこないました。
当初の目的である『片波川源流域伏条台杉』の観察は,ここしばらくの雨のためか,残念ながら林道が大きく崩れて工事中で,やむなく途中で引き返すことに。
急きょ予定を変更して,『大悲山峰定寺(だいひざんぶじょうじ)の三本杉』の観察に出かけました。
この杉は,国道477号線の大悲山口から,徒歩約30分ほどの場所にあって,元は3本の独立した杉が,成長と共に根の部分が合体し,巨大な1本の杉のようになっているものです。
クラブ員たちも,すぐそばで樹の肌に触れて,見上げながらその巨大さに圧倒されていました。
その他にも,ヒカゲノカズラの群生や,近くの民家で保護されているオオサンショウウオを観察したり,渓流の魚の姿を追ったりと,一日たっぷりと自然を満喫していました。